猫アクネの原因
猫アクネは、毛穴に詰まった古い皮脂や分泌液、角質などの汚れが、黒い湿疹(ニキビ)や垢となって現われる皮膚病の一種です。
このような毛穴に汚れが溜まると、雑菌が繁殖しやすくなるため、痒みや痛みが生じやすくなります。
このアクネと言われる吹き出物は、グルーミングのやりにくい顎の下にできる場合が多いですが、顔、首、背中、腰などにもできる事があります。
皮膚が不衛生な状態になっていたり、皮脂の分泌量が多い場合に起こりやすい傾向にあります。
また、アレルギー体質やアトピー体質など、皮膚がもともと弱い猫に起こりやすいと言われています。
健康な猫にも寄生しているニキビダニ(毛包虫)が、免疫力の低下に伴って過剰繁殖を起こし、このような湿疹や炎症などの皮膚異常を引き起こす場合もあります。